アメリカン・アイドル シーズン14、今回のテーマはケリー・クラークソン。
結果を持って現れたのはシーズン2優勝者ルーベン・スタッダード(Ruben Studdard 1978年9月12日 アラバマ州バーミングハムに生まれ )。グラディス・ナイトが審査員だった時ルーベンをベルベッド・テディベアと呼んでからその愛称で親しまれてます。
そして客席にキャンディスも!
審査員はジェニファー·ロペス(Jennifer Lopez ニューヨーク州ブロンクス)、キース·アーバン(Keith Lionel Urbanニュージーランド ノースランド ファンガレイ)、ハリー·コニック·ジュニア(Joseph Harry Fowler Connick, Jr. ルイジアナ州ニューオーリンズ)。司会はライアン・シークレスト(Ryan Seacrest ジョージア州ダンウッディ)。
メンターはビッグマシン·レコードCEOのスコット·ボーチェッタ(Scott Borchetta 1962年7月3日カリフォルニア州バーバンク生まれ)です。
ゲストメンターは、アメリカン・アイドル初代優勝者ケリー・クラークソン(Kelly Brianne Clarkson 1982年4月24日テキサス州フォートワース生まれ)です。写真はケリー・クラークソンのFBから。
ケリーは夫そっくりな娘と。なるほど笑顔が同じ。
優勝後の受賞歴。アカデミーオブカントリーミュージックアワード、アメリカンミュージックアワード、ビルボード·アワード、カントリーミュージック協会賞、グラミー賞、MTVアジア·アワード、MTVビデオミュージックアワード、ピープルズチョイスアワード、ティーンチョイスアワード他受賞。
ケリーは気さくで打てば響く頭の回転の良さと懐の大きさが滲み出ます。
この時金髪に染めてたことをライアンは後悔してた。
Kelly's Winning Moment
キースのTシャツ、映画『40歳の童貞男』で無駄毛処理された時叫んだ言葉が「ケリー・クタークソン!」そのワンシーン。ハリーがTシャツが欲しそうで。
今回は歌う前のコメントがスコットです。
デザイナーのラナ・マークスじゃないけど、審査を受けたいない椅子に座ってる時の態度って気になる。ジョーイとクエンティンとカシムは仲良しなんだなとか、クラークが自分の椅子が緑に何ないかとじりじりしてる様子とか。ダニエルが楽しむことだけにチェンジした瞬間とか。
ライバルの歌を聴いて、してやったりの笑顔に気付いてしまった。
最初に呼ばれたのはニック。
1.ニック・フラディアーニ(Nick Fradiani 1985年11月15日生まれ)コネチカット州ギルフォード ニューヨーク予選 ミュージシャン ジャンル:ポップロック 楽器:ギター。
"Catch My Breath" 2012年10月10日リリース
ニック「この曲が出た時バンドでカバーした、その時のアレンジを元にしてる。俺の課題は自分を出すこと」
ケリー「この曲は実は難曲。音域が広いから歌いこなすのは大変かも。目は閉じない方が良い。目線は武器よ」
ニック「自分の殻を破って全力でステージで見せたい」
スコット「年長者として、経験を武器に頑張ってほしい」
ファイナルになってから、トップバッターで歌ったサリナ、アダナと帰ってるから心配になる。ニックを聴いてると、オーガニックな肌触りの良いタオルやシーツが浮かぶ。ニックは謙虚で心優しいんだね。
キース「選曲が良かった。特に出だしが君の声に合ってた。低音は魅力的。まだ伸び伸び歌えてない。ステージで体を動かすといいよ」
JLO「毎回あなたは何かを学び、才能を開花させてる。今も振付師入るのかしら?」
ニック「ええ、います」SYTYCDのタビサとナポレオンが関わったシーズンがあった。今もどなたかが関わってるんだ。
JLO「もっと動きについて相談して、余計な事に気を取られない力が抜ける動きをステージ上で工夫するといいわ。私の元夫は(会場から笑いが)脚を動かしてたわ。何げない動きでもリズムに乗れるのよ。あなたも工夫してみて」
ハリー「前回。君の元夫のデヴィッド・ハッセルホフが来たね」
JLO「まだ彼とは結婚してない」
ハリー「最高の出来ではないが、リラックスして見えた」
Nick Fradiani "Catch My Breath"
2.ジャックス(Jackie “Jax” Cole 1996年5月5日生まれ)ニュージャージー州イーストブランズウィック ニューヨーク予選 19歳ミュージシャン ジャンル:ロック、ポップス
"Beautiful Disaster" 2003年4月15日デビューアルバムThankfulから
ケリーと一緒の部屋にいるのが夢のようで、褒められるとクラクラしケリーが幻に見えるジャックス。
ケリー「あなたのステージは独創的で感心」
ジャックス「この曲を選んだのは、歌詞の内容が私の恋愛に似てるから」
ケリー「真のアーティストね。教えることはないは。今のように歌えば良いわ。文句付ける人は間違ってる」
スコット「繊細なステージを見せてくれるだろう」
何とも美しいステージだった。囁き声だけじゃないよ、歌いあげられるよ。ピアノに座られることに抵抗ある私は、座らなかったジャックスにホッとした。
チェロとピアノがジャックスを引き立ててた。
JLO「歌声をじっくり聴けたわ。いつもの捻った歌い方の好きだけど、今日はピュアなジャックスね。アレンジはもう少し膨らませてもいいかな」
ハリー「完成された曲。最高だった」
キース「ケリーも言ってたが、君はアーティスト。まだムラはある。裸足や長いドレスの裾など演出に気を取られてた。が、この番組はリハーサルの時間も十分でない中、よく芸術性が出せてる」
キースが助言は、ジャックスの優しさがアダになってる時だと思う。番組関係者以外の色んなアドバイスを耳に入れちゃって、参考にしなくちゃ悪いかなって思ってそうで。
Jax "Beautiful Disaster"
Top 8 Revealed: "People Like Us"
曲紹介の時、ライアンの手が冷たいことに驚きハリーが温めてくれてたが、出来ればJLOに温めてほしいと気がつくライアン。
このグループパフォーマンス清々しくて好き!ライブなので不安定なとこもあるけど、楽しんでるのが伝わる。なんかサンジャイヤ・マラカーの幻が見える。
3.ティアナ・ジョーンズ(Tyanna Elise Jones 1998年2月24日生まれ)フロリダ州レジデンス サンフランシスコ予選 学生 ジャンル:ポップス、ゴスペル
"Mr. Know It All" 2011年9月5日リリース
ケリー「What's 最初からパワフルね。恋人や仲間に腹を立てたことはある?」
ティアナ「彼はいないの」
ケリー「そのことに腹が立つの?」
ティアナ「この曲を選んだのは苛められてた経験から。私色を出せると思う」
ケリー「この歌詞のように強さを見せるの」
ケリー「この曲を歌うには、感情をさらけ出す必要がある。ティアナは技術面に意識が行きがちだけど、殻を破れば成功する」
スコット「苛められた時の感情を込めれば、心揺さぶるステージになる」
目が不安を抱えてるように見えるよ。委縮した感情の方が勝っちゃったのかな?どうしてサンジャイヤの様な髪形にしたのか、戦士のイメージ?
ハリー「この曲に♪私を誰も理解してない♪と謎めいた歌詞があるが、実は私達は君をもっと理解したい。JLOは私達への歌だと言ってる」
JLO「何も私のこと知らないくせにってストーリーよね」
ハリー「君は凄い才能だ。歌の通り、君を理解してないんじゃないかと思ったし、歌を聴いてて、なぜ私に怒ってるか分からなかった(笑いが起きる) 音程が定まらなかったが感情がこもっていれば大して気にならない」
キース「今回は歌の世界感に入り込めてない。この曲は力強さと悲しみが混在してる。とても暗い感情根底にある。人に理解してもらえない辛い感情だ。その部分が若干足りなかった」
JLO「同感だわ。でも重要な事はみんなに示せた。歌声が極上だって」
Tyanna Jones "Mr. Know It All"
『ゴードン・ラムゼイatコンラッド東京』『セリーズbyゴードン・ラムゼイ』を監修してたシェフのゴードン・ラムゼイが客席に。
『ヘルズ・キッチン〜地獄の厨房』でも有名です。
シーズン10の企画で、ローレンちゃんがオムレツ作って料理対決で勝ったのゴードン・ラムゼイのキッチンだった記憶が。
冒頭に登場したルーベン·スタッダード、S4トップ3のボンゼル·ソロモン、そして2枚目のアルバム制作中のキャンディス·グローバーも客席に。
4.ジョーイ・クック(Joey Cook 1993年3月30日生まれ)バージニア州ウッドブリッジ/現在ルイジアナ州ニューオリンズ カンザスシティ予選(祖父に促されアイドルバスの予選を受ける) カンザスシティ予選 ストリートミュージシャン 楽器:アコーディオン、ウクレレ、ピアノ、バンジョー、マンドリン ジャンル:フォークパンク
"Miss Independent" 2003年4月10日リリース
ジョーイ「ケリーに会う前は不安だった。曲尾をいつものように別物に変えたから」
ケリー「気に入ったわ。13年も歌ってるけど、絶対思いつかないアレンジよ。前回は不評だったわね」
ジョーイ「歌声が不安定だったの」
ケリー「誰にも好調不調の波はある。落ち込む必要はない」ホッとするジョーイ。
ジョーイ「得意なジャズに編曲したの。前回の評価を覆すわ」
スコット「前回の曲はジョーイ向きだと思ったがモノに出来なかった。独自のアレンジの今回は再び高評価を得ると思う」
ビックリする、カッコよく色っぽい。トニー・ベネットが出てくるんじゃないかと思ったわよ。
キースが立って拍手してる。
キース「曲を完全に新しく生まれ変わらせ素晴らしい。初めて聴くみたいに歌詞が新鮮に響く。ゲイジュツテキナセンスが光り見事だった」
JLO「最高のステージだった。あなたそのものの独特な世界。個性を発揮しつつ原曲の良さも生かせてた」
ハリー「抜群のアレンジ。大胆で思い切りの良さに感服する。ただジャズを小道具で表現する必要はない。レトロなスタンドマイクやクラシカルな装いとか。好き嫌いの問題でなく。古い映画の様な演出はしなくてよかった。昔に戻らなくてもジャズは歌える」
ジョーイ「そのとおりです」
ジョーイは3月27日Twitter上で婚約を発表しました。お相手はいつも客席に座ってる髭ポックルのエヴァン。写真はジョーイのインスタから。婚約指輪とジョーイ。
Joey Cook "Miss Independent"
カラ·ディオガルディ、ジェイソン·エビガンとケリー自身によってかかれた"Heartbeat Song"をケリーが披露。カラはあのAIの審査員だったカラ。
ケリーの手がママの優しい手でふっくらです。
Kelly Clarkson: "Heartbeat Song"
5.クエンティン・アレクサンダー(Quentin Alexander 1994年12月11日)ルイジアナ州ノラ ニューオーリンズ予選 20歳小売業 2度目の挑戦 ジャンル:R&B、オルタナティブロック、サイケデリック・ロック、ポップス
"Dark Side"2012年6月5日リリース
ケリー「クエンティンはクール。カッコイイだけじゃなく自信に溢れてる。新人としては貴重な資質」
♪心の闇をさらけ出しても愛してくれる?♪と歌ってる曲を選んだクエンティン。
ケリー「人の心の闇は巨大だと思うの。こんなのはどう?(穏やかに優しく歌うケリー)シャウトする必要はないかも」
クエンティン「繊細に歌うんだね。静寂の中に美しさがあるって」
ケリー「あなたは、視線だけで色んな感情が表わせるのね。凄いことよ」
スコット「情熱家のクエンティンが選んだこの曲、彼の暗黒面を感じ取ってほしい」
クエンティンの好きなとこは、聴き手と繋がろうとするところ。その潤んだ瞳で見つめられると架空の尻尾がぶんぶん振れる、喉もゴロゴロ音がする。自分自身の暗黒面を受け入れてる人が好きなんだと、クエンティンを聴いてて分かったわ。
JLO「観客も私も今の曲を気に入ったわ。あなたにピッタリの曲 。選曲がうまいのはこの業界では大切な才能。自分に何が合うか知っていないとね、観客が何を求めるか知るのも大事。ワイルドカードであなたを救って良かったわ」
キース「達振る舞いが素晴らしい。ゆっくり動くだけで様になる。『静寂の中に美しさがある』と言ってたね。美しさは真実の中に宿るから、君のステージは毎回真実味がある。美しかった」キースの言葉に赤ベコの様にいつまでも頷きたい。
ハリー「芸術性も大切だが、技術面も磨く必要がある。衣装だけを取りざたされるスターより、実力を褒められる歌手になってほしい。時間をかけ音程を勉強しろ。今のが衆力だったら、私はNGを出す。和音やコードも勉強するんだ。コードを理解しなければ技術は磨けない」ハリーはクエンティンを強靭に仕上げようとしてる。
ライアンのステージを観てたケリーが髪に感想を書いてくれた。
「その素敵な瞳と愛を交わしたい」思うことは一緒だわ。
Quentin Alexander "Dark Side"
ライアン「今回はリアルタイムのファン投票で結果が決まります」
まだ呼ばれてないアイドルのファンは、起きて観てるのかしら。残れるのはあと3人。
6.カシム・ミドルトン(Qaasim Asani Malik Seawright-Middleton 1995年1月13日生まれ)ニューヨーク州ブルックリン ニューヨーク予選 俳優/ミュージシャン ジャンル:ファンク、R&B、ヒップホップ 楽器:ギター、ドラム ダンス:ヒップホップ、バレエ、モダン、ジャズ。アフリカンダンス、タップダンス。
"Stronger (What Doesn't Kill You)"2012年1月17日リリース
ケリー「アレンジが重要ね。原曲と違うアプローチも勝ち残るため重要ね」
カシム「前回繊細さを出すようキースに助言をもらった。これまでとは全く違うステージにするつもり」
ケリー「パワフルさは証明済みだから、今回は落ち着いた雰囲気を伝えて。勝ち進むには毎回、違う魅力を披露することが大切よ」
スコット「救う権利で残った彼は、実力を証明し続けさらに挑戦を続けてる」
この曲は大震災で落ち込んだ気分の私を勇気づけた曲の1つ。
ちょっと歌の趣旨が違う気がする。戸惑いが表れたかカシム。
ハリー「最高の指導を受けて良かった。リラックスして歌う君は良かった。私は小節が好きだ。世界一の小節好きだと言える。小節を回すなら決めろ。それからペンタトニックは5音階しかないんだから完璧にモノにすべき。でなきゃ歌えないと言ってるのと同じ。シェッド・・・ジャズの用語で練習することだ・少し期待外れ」
キース「サビに苦労してた。力強さか繊細さか迷いが見えた。冒頭は良い予感がしたが、結果は今一」
JLO「じっくり歌を聴かせてと言い続けたわ。それを成功させるには練習しかない。ステージで固まる人もいるけど、あなたは生き生きする。歌も完璧なら最高のステージになる。音程とか、言いたいことは言わなくても分かってるわね」
ライアン「しくじった自分に腹を立ててるねカシム」
助言を生かそうといつも挑戦するカシムを買うよ。
Qaasim Middleton "Stronger (What Doesn't Kill You)"
ケリー・クラークソンが地方予選で歌ったエタ·ジェイムズ"At Last" を披露。
イヤモニターが故障で自分の声が聴こえなく、途中から外してたが、圧巻のステージだった。シーズン1からのスタッフのデビーは舞台裏で泣いてたそうで。
ライアン「長い付き合いだね。そろそろ親に紹介しないと。時が来たね」
ケリー「夫と子供がいるの」
赤ちゃんの写真がモニターに。
ケリー「パパそっくりだから、私に似た子供が欲しいの」
ライアン「輝かしいキャリアにお祝いを言うよ」
ケリー「13年よお兄ちゃん」
ライアン「驚きだね、妹よ。ハリーに挨拶を」
ケリー「キースのシャツが面白いわ」
ハリー「娘達が大ファンだ」
ケリー「NYのクリスマスイベントで挨拶出来無くて失礼しました」
ハリー「娘達が今興奮してる」カメラに向かって娘さん達にあいさつするケリー。
ハリー「大はしゃぎだろうな」
ケリー「なんで連れてこなかったの?最低な親ね」大笑いの客席とハリーとケリー。台本があるのかと思うほどお軽妙なやり取り。
ハリー「16年間外出禁止なんだ」
ケリー「家の居心地がいいのね」
Kelly Clarkson: "At Last" - AMERICAN IDOL XIV
クラーク、ダニエル、レイヴォンが残ってる。
どう考えてもボトムにならないだろうクラークが呼ばれる。
7.クラーク・ベッカム(Clark Beckham 1992年5月15日生まれ)テネシー州ホワイトハウス ナッシュヴィル予選 23歳ストリートパフォーマー 楽器:ギター、ピアノ ジャンル:ブルース、R&B、ポップス。
"The Trouble with Love Is"2003年11月12日リリース
ケリー「最高ソウルフルでな声とブルーズへの深い愛が魅力。カメラや観客に視線で訴えかけ、心を通わせれば彼は無敵になれる」
クラーク「繊細な歌詞に深く入り込むよう言われた」
ケリー「スタンドマイクを握り締め、力強く歌うといいわ。人を頼るみたいにしがみつくの」
歌うクラーク。
ケリー「妊娠したかも」
スコット「有力候補のクラーク。殻を打ち破る必要がある。それが成功すれば優勝も夢ではない」
またなんてピッタリな曲のチョイス。残りわずかな枠になって呼ばれてなくても余裕で行けると思うクラーク。ゴール目指し頭一つ抜け突っ走ってる。
JLOが立って拍手。
キース「本当にレベルが高い。忠告は一つだけ。歌を気持ちで引っ張れ。そうすれば他も付いてくる。テクニックに溺れるのと、感情表現に歌唱力が伴うのとは違う。常に感情を込めることを忘れないように」
JLO「今の歌なら完璧よ特に最後の方では、頭から爪先まで鳥肌が立ったわ。クレイジーよ。映画スターみたいなルックスだしね」
ハリー「キースに同調。ケリーの曲に忠実に、ケリーの助言通り、ケリーみたいに歌いこなし決めてみせた」
Clark Beckham "The Trouble with Love Is"
ボトムはダニエルとレイヴォン。2人の歌を聴いた後。5分の間#SaveRayvon、 #Save Danielをツイートし投票によって残る候補が決まります。受け付けは終了してます&日本の投票は受け付けてません。ちっ。
あ~この5分、ダニエルファンの少女達は起きてるかしら。
ダニエル・シーヴィ(Daniel Seavey 1999年4月2日生まれ)ワシントン州バンクーバー サンフランシスコ予選 15歳学生 楽器:ギター、ピアノ、マンドリン、サックス、ヴァイオリン、ビオラ、ドラム、リコーダー ジャンル:アコースティック、R&B、ポップス
“Breakaway”2004年7月19日リリース
ダニエルは喉頭炎に罹患してる。なんてこったい。
ダニエル「今の気持ちにピッタリだから、この曲を選んだ。ケリーは僕を落ち着かせてくれた」
ケリー「あの状態でテレビに出るのはきついわ」
ピアノリハーサルで声が出ないダニエル。
ケリー「これは勉強だと思って。思い通りに声が出せない日もあるの。ウォームアップが必要ね。リップロール(唇をぶるぶるしながら発声)をなるべく長く、忘れず行って」
ジョーダン・スパークスも歌う前リップロールしてて、ライアンにやって見せてたね。
スコット「スターは逆境が勝負だと知ってる。今がその時だ」
こんな動揺した顔のダニエル初めて。こんな声が出ない状態で、聴いてて切ない気持になる。カメラマンは一瞬のつくろわない表情を抜きとる。
JLO「ケリーの曲でも何曲、及第点ってとこね。不調の中精一杯やったわね」
ハリー君は楽器を色々演奏できる。歌も楽器も練習し続けろ」
キース「こんな難しい曲に挑戦したことを評価したい。君はこの世界に向いてるよ」
Daniel Seavey“Breakaway”
レイヴォン・オウェン(Rayvon Owen 1991年6月27日生まれ)バージニア州リッチモンド サンフランシスコ予選 23歳歌手/ボーカルコーチ ジャンル:ポップス、R&B、ゴスペル。
"Since U Been Gone"2004年11月16日リリース
ケリー「なぜこの曲を?バラード調が良いわ」
レイヴォン「好きな曲だけど、違う形で曲に寄り添いたかった。辛い歌詞に共感したかった」
レイヴォンの好きなアーティストはジョン・レジェンド。CD買って聞き倒してるけど、レイヴォンとはちょっと違う。
ケリー「審査員がレイヴォンに求めてる歌声がジョン・レジェンドに近いわ」
ケリー「歌や声が単調だと批判されてるけど、持ち味にないものを無理に出せとは言えない」
レイヴォン「いいアドバイスをもらって自信も持てた」
スコット「いつも最後のつもりで歌うこと」
地声の良さを堪能できた。目を閉じないで歌と観客と向き合ったらもっと良かったと思う。
ハリー「ニューオリンズでは『肉だけでソースが無い』と言う表現がある。君の肉は見事だが、ソースがどこだ?他と違う君の魅力は何だ?良い声をしてるが、どこか物足りない」
キース「言いたいことは分かる。今回は君の声に合った選曲」
JLO「いい出来だった。ケリーも言ってたように厳しい戦い。飛び抜けた個性がなきゃ勝てない。あなたは頑張ってるわ」
Dim the lights, Kieran!
5分間の投票が始まる。
ライアン「冷静だねダニエル」
ダニエル「満足だよ。15歳で番組に出られたからね。感謝してる」
アメリカが救ったのはレイヴォン。ダニエルは帰ります。